ChatGPTの有料版GPT-4を使うとグラフを作ることができますが、日本語が文字化けしてしまって使えない!と困ったことはありませんか?
数字はあっているのに文字化けしてて項目が見れないから、結局使えない…
結論から言うと、日本語フォントを一緒にアップロードしてしまうことでグラフの文字化けは防げます!
今回はChatGPTを使ってグラフを作る時に文字化けしない方法をご紹介します。
この記事を読んで分かること
- ChatGPTを使ってグラフを作る方法
- グラフを作る時に文字化けしない方法
解説動画はこちら↓
実際のやり取りは こちら> > >
ChatGPTを使ってグラフを作る方法
はじめに、ChatGPTを使ってグラフを作る方法をご紹介します。※有料版GPT-4への契約が必要となります。
- グラフ化したいデータをChatGPTにアップロードする
- アップロードしたデータを「棒グラフにして」と指示する
今回はこのような数字データを使います。これをエクセルファイルのままChatGPTに入れて、グラフを作るように指示すればOKです。
これだけでChatGPTがアップロードしたデータからグラフを作ってくれます。
とても簡単ですね!
例えば「売上数量は棒グラフ、売上金額は折れ線グラフで作成して」など、自分が作りたいグラフを指示することもできます。
ただ、普通に指示するだけだとこの画像のように日本語が文字化けしてしまって使えません。
そこで、エクセルファイルと一緒に日本語のフォントデータをアップロードします。
グラフを作る時に文字化けしない方法
続いて、日本語のフォントデータと一緒にアップロードする方法をご紹介します。
手順は次の通りです。
- 日本語のフォントデータをダウンロードする(Noto Sans Japanese)
- エクセルファイルと一緒にフォントデータをアップロードして指示する
それぞれご紹介します。
日本語のフォントデータをダウンロードする(Noto Sans Japanese)
はじめに日本語のフォントデータをダウンロードしましょう。
今回はフリーでダウンロードできるNoto Sans Japaneseというフォントを使います。Googleが提供しているフォントです。
Noto Sans Japaneseのダウンロードページは こちら > > >
ダウンロードページにある「Got font」をクリックし、ダウンロードします。
クリックすると、zipファイルがダウンロードされますので展開しましょう。
展開したフォルダの中に「NotoSansJP-VariableFont_wght」というファイルがありますので、これを使います。
エクセルファイルと一緒にフォントデータをアップロードして指示する
続いて、エクセルファイルと一緒にこのフォントデータをアップロードしてグラフを作成するように指示します。
今回は最初からグラフの形も指示します。プロンプトはこちら↓
エクセルファイルを分析し、グラフを作成してください。
・日本語は添付フォントデータをアップロードして対応してください。
・化粧水、乳液、美容液ごとにグラフを作成してください。
・売上数量を棒グラフ、売上金額は折れ線グラフで作成してください。
・売上数量の単位は個、売上金額の単位は10万円にしてください
このように指示してできたグラフが次の通りです。
ちゃんと日本語で軸ができてる!
単位も指定した通りになっているので見やすいですね
今回作成したグラフのやり取りは こちら > > >
ChatGPTで文字化けせずにグラフを作る方法まとめ
今回はChatGPTで文字化けしないグラフを作る方法をご紹介しました。
ChatGPTの有料版GPT-4では、指示するだけでグラフを作ることができます。ですが、そのままだと日本語が文字化けしてしまうため、せっかく作ったグラフが使えません。
文字化けを防ぐ方法として効果的なやり方が次の方法です。
- 日本語のフォントデータをダウンロードする(Noto Sans Japanese)
- エクセルファイルと一緒にフォントデータをアップロードして指示する
これで文字化けしないグラフを作ることができますよ。
今回の記事を参考に、ChatGPTで効果的にデータ分析⇒グラフ作成をしてみてくださいね。
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