定時の5分前。上司に「新商品のキャッチコピーを明日の朝イチでいくつか提案して」と言われたらどうしますか?
子ども達を保育園に迎えに行って家事を一通りこなして、寝かしつけたあとに数時間かけて、疲れた頭をひねり出さないといけないでしょうか。

そんなこと絶対にできない!
結論から言うと、ChatGPTを使えばゼロから考える必要はなく、30秒で数十個のコピーを提案してくれます。



日本人の9割は知らない方法だよ
今回はChatGPTを使って、爆速で「キャッチコピーを作る方法」について解説します。
この記事を読んでわかること
- ChatGPTとは
- キャッチコピーを考えるための呪文(プロンプト)
ChatGPTとは


ChatGPTは、OpenAIという会社が開発した「文章生成AI」です。人間が入力した「プロンプト」と呼ばれる指示文に従って、文章を自動で作ってくれます。



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ChatGPTを活用することで、短い時間でたくさんのキャッチコピーのアイディアを作ることができますよ。
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※Googleなどで「ChatGPT」と検索すると、偽サイトなどがでてくるので注意してくださいね!
ChatGPTを使ったキャッチコピーの提案方法
ChatGPTを使ったキャッチコピーの作り方は次の通りです。
- ChatGPTにアクセスして、テキストボックスに商品やサービスの説明を入力
- ChatGPTが提案したキャッチコピーを確認
- キャッチコピーを微調整して、最適なものを選択


以上の手順で、最短30秒でタタキが完成。15分ほどで微調整後のキャッチコピーの提案ができます。



この「商品やサービスの説明を入力」ってどうやったらいいの?



これからご紹介する「指示文」をコピーして、商品情報などを入力するだけでOKです
ChatGPTで新商品のキャッチコピーを作るための指示文


ここではコピペして編集するだけで「新商品のキャッチコピーをChatGPTに提案させる」指示文をご紹介します。



例として「秋の新作アイシャドウ」のコピーを考えてみるよ
指示文を編集してコピー
あなたはプロのコピーライターです。下記商品のキャッチコピーを条件に従って20個提案してください。
# 条件
・秋の新作アイシャドウを店頭で紹介するアテンションポップのキャッチコピーです。
・コスメのコンセプトは「ひと塗りでキマる、大人女子のためのアイシャドウ」です。ブラウン系に今秋注目のアクセントカラーをプラスしています。
・対象ユーザーは30代、会社員女性です。
・キャッチコピーは15文字から25文字以内でまとめてください。
・試してみたくなるキーワードを入れ込んでください。
黄色網掛け箇所を、キャッチコピーを考えたい対象に書き換えてください。例えば「2023年最新モデルのドラム式洗濯機」なら次のような感じです。
あなたはプロのコピーライターです。下記商品のキャッチコピーを条件に従って20個提案してください。
# 条件
・2023年最新モデルのドラム式洗濯機を紹介するダイレクトメールに掲載するキャッチコピーです。
・ドラム式洗濯機のコンセプトは「パパとママの、ほっとタイム」です。洗濯から乾燥までを全自動で完了し、AI搭載で洗濯物の種類や量を見ながら洗濯することができます。
・対象ユーザーは30代後半、都内在中の共働き夫婦です。
・キャッチコピーは15文字から25文字以内でまとめてください。
・試してみたくなるキーワードを入れ込んでください。
商品情報や対象ユーザーは、できるかぎり細かく書くとより適切なキャッチコピーを返してくれるようになります。
ChatGPTのメッセージボックスに貼り付けて送信
指示文が完成したら、ChaGPTのメッセージボックス貼り付けて送信ボタン(紙飛行機のマーク)をクリックします。


これで30秒ほど待つと、20個のキャッチコピーが提案されます!
提案されたキャッチコピーは次の通りです。





すごい!本当に一瞬でたくさん提案された!



ゼロから考えるより、いくつかアイディアがある方が考えやすいよね
微調整して選択
このままだと表現や言い回しがぴったり合わないものもあるので、微調整していきます。
微調整は自分で言葉を変えたり、組み合わせたりして納得のいくものを考えていきます。また、微調整にChatGPTを使う方法もありますよ。
例えば次のように、追加で指示を出していきます。
- それぞれのキャッチコピーを、よりインパクトのある言葉に書き換えて再提案してください。
- それぞれのキャッチコピーをやわらかい印象に修正してください。
- 「注目」「トレンド」「今話題の」などの言葉を追加して、それぞれのキャッチコピーを再提案してください。
この3つの指示を追加するだけで、合計で60個のキャッチコピーができます。



自分ひとりではこれだけの数を短時間で考えられないよね!
私だったら、と調整して選択したキャッチコピーは次の8個となります。
- アクセントカラーで魅せる秋
- ひと塗り、秋色マジック
- キメ色、秋を彩る
- ひと塗りでキマる、あなたの秋色
- 目元が奏でる、秋色の魔法
- 大人の秋、目元、ヒトメボレ
- キマるブラウン、秋の新定番
- 大人の秋色、いま、あなたに
コピーから微調整、選択まで15分ほどで完了しました。上司の無茶ぶりに対応するには、十分な提案内容ではないでしょうか?
ChatGPTでキャッチコピーの提案を作る方法まとめ


今回はChatGPTを使って、爆速でキャッチコピーの提案を作る方法をご紹介しました。
ChatGPTはOpenAIという会社が提供している「自動文章生成AI」です。入力した指示文に従って、過去の膨大なデータをもとに回答を出してくれます。
キャッチコピーを提案させる指示文の内容は次の通りです。例として、秋の新作コスメで作成してみます。
あなたはプロのコピーライターです。下記商品のキャッチコピーを条件に従って20個提案してください。
# 条件
・秋の新作アイシャドウを店頭で紹介するアテンションポップのキャッチコピーです。
・コスメのコンセプトは「ひと塗りでキマる、大人女子のためのアイシャドウ」です。ブラウン系に今秋注目のアクセントカラーをプラスしています。
・対象ユーザーは30代、会社員女性です。
・キャッチコピーは15文字から25文字以内でまとめてください。
・試してみたくなるキーワードを入れ込んでください。
ChatGPTからは30秒ほどで20個のアイディアが提案されました。これだけでも十分早いですよね!
出された回答を、微調整して最終セレクトしてみたキャッチコピーがこちらです。
- アクセントカラーで魅せる秋
- ひと塗り、秋色マジック
- キメ色、秋を彩る
- ひと塗りでキマる、あなたの秋色
- 目元が奏でる、秋色の魔法
- 大人の秋、目元、ヒトメボレ
- キマるブラウン、秋の新定番
- 大人の秋色、いま、あなたに
ゼロからコンセプトをまとめて言葉を考えていたら、あっという間に数時間かかってしまうでしょう。ですが、ChatGPTを活用することで指示文の貼り付けから微調整、選択まで今回は15分ほどで完成しました。
「いいキャッチコピーが浮かばない…」「時間がないのに提案用のコピーを考えなきゃいけない」というときは今回の記事を参考に、ChatGPTを使って効率化してくださいね。
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