メディアで少しずつ話題となっている「NFT」。
「子どもの描いた絵が何百万」という話を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
興味はあっても「本当に売れるのか」「どうやって売ったらいいのか」と悩みますよね。
結論から言うと「子どもの描いた絵はTwitterで宣伝活動をすることで売れる」可能性があります。
今回は「子どもの描いた絵のNFTを売る方法」をご紹介します。
この記事を読んでわかること
- 「8歳の子どもの絵が48枚で380万円」になった理由
- 子どもの描いた絵のNFTを売る方法
実際に4歳長女Sanaの描いた絵をNFTにして販売した、私「Riko」が解説します!
・4歳の長女が描いた絵をNFT化して2ヶ月で7作品販売
・「子供の書いた絵を世界で1枚の作品にする方法」のKindlr本を出版→Amazon無料ランキング3部門1位
・仮装通貨で積み立て投資中
・銀行に貯めていた30万以上をMove to Earnゲームに投資
NFTが売れた仮想通貨はどうする?
子どもの描いた絵のNFTが売れたら、その代金の仮想通貨が「ウォレット」に入金されます。
ウォレットに入金された仮想通貨は、国内の暗号資産取引所に送金することで日本円に換金することができますよ。
仮想通貨初心者におすすめの暗号資産取引所はコインチェックです。
なぜならコインチェックはアプリの操作性が高く、初めてでも仮想通貨の取引がしやすいからです。
子どもの描いた絵をNFTにして販売したいと思ったら、はじめにコインチェックの口座を開設することをおすすめします。
コインチェックの口座開設は完全無料なので安心ですね。
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8歳の子どもの絵が48枚で380万円
「子どもの描いた絵のNFT」と聞くと、一番有名なのはZombie Zoo Keeper君でしょう。
8歳の彼が描いた絵のNFTは、48枚で380万円の値が付きました。
はじめにZombie Zoo Keeper君のエピソードをご紹介します。
“夏休みの自由研究で描いた絵が380万円”
Zombie Zoo Keeper君の母、草野恵美さんは東京を拠点とするアーティストです。
草野さんご自身がNFTを出品するなどの活動をしているのを横で見ていたZombie Zoo Keeper君が、「自分もしてみたい」と言って始めたのがきっかけでした。
「夏休みの自由研究としてやってみる?」という草野さんの提案で自分で描いたドット絵をNFTとして販売したところ、海外の有名DJが購入。
彼が自身のTwitterのアイコンにしたことをきっかけにあれよあれよという間に人気が高まり、今では出品すればすぐに落札されてしまうほどの人気アーティストとなりました。
48作品の総額は約380万円です…!
8歳の男の子が初めて自分で稼いだお金は、日本円ではなくイーサリアムという仮想通貨でした。
8歳の男の子のNFTが高額になった理由
Zombie Zoo Keeper君の絵はとても子どもらしく自由な発想で描かれていますが、「もっと画力が高いアーティスト」はたくさんいます。
その中でZombie Zoo Keeper君のNFTに対して高値が付いたのは次の3つの理由です。
- 8歳という年齢が珍しかった
- “夏休みの自由研究でNFTに挑戦”というストーリーに共感された
- 有名人がTwitterのアイコンにしたことで情報が拡散された
NFTは絵のクオリティの高さ以外の「ストーリー性」や「オリジナリティ」も重要だということです。
子どもの描いた絵のNFTは何もしなければ売れない
それでは「子どもが描いた絵」というだけでNFTは売れるのでしょうか。
結論から言うと「売るのはかなり難しい」でしょう。
出品しただけでは売れない
そもそも2022年2月現在、NFTは出品しただけでは売れません。
NFTは出品するまでに様々な手続きが必要です。
やっと手続きが終わってNFTを出品したとしても、プロのクリエイターでも数週間経って1枚も売れないということがあり得るのが今のNFTです…
プロのクリエイターでそうなら、子どもならなおのことハードルが高いでしょう。
出品しただけでは売れない理由
子どもの描いた絵のNFTが出品しただけでは売れない理由はズバリ「誰も知らないから」です。
NFTの主戦場はTwitterです。
TwitterでNFTの作品を知った人がOpenseaという“NFTマーケット”で購入する、というルートが最も一般的となっています。
例えばZombie Zoo Keeper君の母、草野絵美さんはそもそもアーティストでありソーシャルメディアインフルエンサーです。
Twitterのフォロワーも2.5万人いらっしゃいます。
彼女が「息子がNFTを出しました」とツイートすると、2.5万人がZombie Zoo Keeper君の描いたNFTの存在を知るということです。
Zombie Zoo Keeper君はNFTを出した瞬間に、たくさんの人に知ってもらえる機会があったということですね。
知ってもらえたら買ってもらえるチャンスはあります。
ですが誰も知らなければ、誰にも買ってもらえません。
子どもの描いた絵のNFTは出品しただけでは、誰にも知られないので買ってもらえないのが現状です。
子どもの描いた絵のNFTを売る方法
それでは子どもの描いた絵のNFTは1枚も売れないかというと、答えは<No>です。
実際に私はクリエイターではない普通のワーママですが、4歳の長女が描いたNFTを2ヶ月で7作品販売しました。
ここではその経験から、子どもの描いた絵のNFTを売る方法をご紹介します。
①「ストーリー」を持たせる
はじめに「どのようなストーリーを子どもの絵に持たせるか」を考えましょう。
その理由は、子どもの描いたNFTを買おうとしてくれる人は画力以外のところに価値を見出してくれるからです。
実際に私が長女SanaのNFTを始めるときには
お絵描きが大好きな4歳の女の子がデジタルアートの世界に飛び込んだ
と設定しました。
- 4歳という年齢
- お絵描きが好き
- デジタルアートに挑戦
この3つをSanaのポイントとしています。
さらに、販売する作品にもすべてストーリーを考えました。例えば、次の3つ。
Magic Ribbon:カラフルな上下対象のピラミッドを突然回転させてリボンを作った
Colorful Heart:「ハートは愛情がたくさんって意味だから」という理由でハートが大好き。ハートの中にカラフルな世界を描いた
Shouting Mandarin Orange:「食べられるのが嫌で叫んでいるだよ」と言いながら大好きなみかんを描いた
Sanaが描きながら話していた言葉を元にストーリーを考えています。どれも子どもらしく、思わずくすっと笑ってしまいそうなエピソードではないでしょうか。
実際に購入してくださった方も「エピソードが可愛くて」と言ってくださいました。
子どもが描いた絵に価値を持たせるという点で「ストーリー性」はとても重要です。
②低価格(日本円で800~1,000円ほど)&Polygonで出品する
価格は低価格で設定し、Polygon(ポリゴン)で出品するようにしましょう。
理由は「購入のハードルが下がるから」です。
特に出品するブロックチェーンは、子どもの描いた絵で初めてのNFTなら「Polygon」一択です。
なぜならPolygonは売る側も買う側も“ガス代(手数料)がかからない”もしくは“とても安く済む”からです。
“子どもに「自分の描いた絵が誰かに買ってもらえた」という経験をさせてあげたい”という目的であれば、経費はなるべくかけず、かつ売上額は少額でもいいですよね。
1枚買ってもらうために「購入のハードル」は下げるようにしましょう。
③Twitterで宣伝する
子どもの描いた絵をNFTにしたら、どんどんTwitterで宣伝していきましょう。
理由はもちろん「知ってもらい、興味を持ってもらうため」です。
日本のNFT市場はまだまだ小さいですが、様々な人が日本のNFT界を盛り上げようと日々活動なさっています。
NFT専用のアカウントを作成し、積極的に宣伝していきましょう。
#NFT紹介枠
#NFT宣伝枠
#NFT買います
というハッシュタグで自分のNFTを発信したり、紹介したりする場があります。
・子どもの描いたNFT
・OpenseaのURL
・NFTのストーリー
この3点をツイートにまとめて、発信していきましょう。
特に「#NFT買います」のハッシュタグは買ってくれる可能性が高いです。
もちろんツイートされた方の好みはありますが、低価格だと1点に組み込めるチャンスがあります。
「知ってもらって、興味を持ってもらう」ためにハッシュタグを活用して宣伝していきましょう。
④実際に購入する
最後のポイントは「実際に購入してみる」ことです。
実際に購入してみるメリットは次の2つです。
- NFTを購入されたクリエイターの「お迎え報告」がアカウントの認知につながる
- 「#NFT買います」企画でフォロワーを伸ばすこともできる
NFTは不思議なもので、始めてみるとどんどん欲しくなります。
「可愛いな」「欲しいな」と思って、予算内に収まるものであればぜひ購入してみてください。
NFTは投機目的で購入する場合もありますが、まずは好きなものを買ってみるのがNFTの面白さを実感する近道です。
実際に私も予算内に収まるNFTを購入し、そのクリエイターさんが初めてSanaの作品を購入してくれました。
買ってほしいと思ったら、まず買ってみることをおすすめします。
NFTを購入したいと思ったら
NFTを購入するためにはイーサリアムという暗号資産(仮想通貨)の購入が必要です。
イーサリアムを購入するためには「暗号資産取引所」の口座を開設する必要があります。
NFTで初めて暗号資産に触れるという初心者の方には「コインチェック 」という暗号資産取引所がおすすめです。
NFTを始めるときにコインチェックがおすすめ理由はこちらの記事をどうぞ↓
コインチェック の登録方法の解説はこちら↓
子どもの描いた絵のNFTまとめ
今回は「子どもの描いた絵のNFTは売れるのか」について、私の経験談をご紹介しました。
子どもの描いた絵のNFTには「ストーリー性」と「オリジナリティ」が重要です。
子どもが描いたからといって出品したら売れるわけではなく、「知ってもらう活動」が必要となります。
子どもの描いた絵のNFTを売るポイントは次の4つです。
- 「ストーリー」を持たせる
- 低価格(日本円で800~1,000円ほど)&Polygonで出品する
- Twitterで宣伝する
- 実際に購入する
子どもの描いた絵のNFTは売れるのか、売るためにはどうしたらいいのかと悩んだときには今回の記事をぜひ参考にしてみてくださいね。
まずは暗号資産取引所の口座開設を
ここまで読んでくださったとしても、実際に子どもの絵をNFTにして売ろうと行動する人は少ないでしょう。
なぜなら人は行動する「過程」をイメージすると途端に面倒になって後回しにしてしまうからです。
部屋の片付けはその最たる例ですね…
行動したい!と思ったときのコツは2つです。
- 行動した「結果」をイメージする
- 小さなことから始める
子どもの描いた絵をNFTにして販売し始めたあとのことをイメージしてみてください。
親にとっては「NFT」という最先端のデジタル技術に触れることができます。
大人になると新しいことを始める機会やきっかけって少ないですよね。
ましてや育児に追われる日々の中では、自分のことだけで何かを始めようと思うことも難しいでしょう。
それが「子どもと一緒に楽しむ」ことであれば、やってみようかなと思えるのではないでしょうか。
「NFT」は近い将来、当たり前の技術として日常の生活に定着する可能性があります。
今から触れておけばスムーズに受け入れられますし、ビジネスに取り入れるヒントも得られるかもしれませんよね。
また、子どもにとっては将来の選択肢が広がる経験になります。
スマートフォンやタブレットの普及により、子ども達にとってデジタルが身近になりました。これからは子ども達の生活からデジタルを取り除くのは難しいでしょう。
自分の描いた絵が「NFT」という形で「価値」になる経験はデジタルと子どもがうまく付き合うきっかけにもなりますし、「仕事」や「価値を生み出す」ことを考える機会にもなります。
実際にSanaは自分の絵が売れるという経験を通して「自分の描いた絵が喜んでもらえた」という仕事の本質を感じることができました。
子どもとNFTを楽しむ、そんな「結果」をイメージすると重い腰があげられそうですよね。
また、最初からNFTの始め方を全部やろうと思うのではなく、まず暗号資産取引所の口座開設だけしてみましょう。
口座開設をすれば仮想通貨を買ってみたくなりますし、いつでもNFTを始めることができます。
コインチェックなら仮想通貨初心者でも無料ですぐに口座を開設でき、アプリで取引がしやすいので簡単に仮想通貨を購入できますよ。
まずは小さなことからぜひチャレンジしてくださいね。
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