ChatGPTを使ってみたけど、うまく指示が出せないという方は多いのでは?

どんなふうに聞いたらいいか、分からない…
結論から言うと、今回ご紹介する「万能プロンプト」を使えば、かなり精度の高い回答が出せるようになります。



ChatGPTは正しいプロンプトを使えば、さまざまなタスクや質問に対する効果的な回答を出してくれますよ
今回は、ChatGPTで効果的な回答を得るための「万能プロンプト」を紹介します。
この記事を読んでわかること
- ChatGPTとは
- ChatGPTから精度の高い回答をもらうための「万能プロンプト」
ChatGPTとは
はじめにChatGPTについてご紹介します。「ChatGPTは知ってるよ!」という方はプロンプトの説明に飛んでくださいね。
話題の自動文章生成AIツール


ChatGPTは、OpenAIという会社が開発した「文章生成AI」です。人間が入力した「プロンプト」と呼ばれる指示文に従って、文章を自動で作ってくれます。



「超初心者向け ChatGPTのはじめ方」の資料はこちらからどうぞ


ChatGPTを活用することで、作業を劇的に効率化することができますよ。
ChatGPT 公式リンクはこちら>>>
※Googleなどで「ChatGPT」と検索すると、偽サイトなどがでてくるので注意してくださいね!
GPT-3.5とGPT-4の違い
ChatGPTには「GPT-3.5」と「GPT-4」の2つのバージョンがあります。



それぞれ違いがあるので、比較して説明するね
項目 | GPT3.5 | GPT4 |
価格 | 無料 | 有料、月額20ドルでチャットGPT利用¹² |
性能 | 基本性能 | 高性能 |
入力形式 | テキスト入力のみ | エクセル・PDF・画像・動画など様々なデータ形式に対応 |
プラグインの使用可否 | 使用不可 | 使用可 |
拡張機能 | 使用不可 | Advanced Date Analysis, DALL-E3, browse with bing |
回答の創造性 | 創造的 | さらに創造的。難易度の高いタスクにも対応 |
ChatGPTをお試しで使いたい、仕事で時々しか使わないという場合は無料版でも十分です。ですが、
- エクセルのデータ分析をしたい
- パワーポイント資料を作りたい
- PDFの内容を要約したい
など、徹底的に業務効率化をしたいなら「GPT-4」一択です。私もすぐに契約しました。



月2,500円程度で優秀な分析アシスタントが雇えるならかなりコスパいいよね!
まずGPT-3.5で試してみて、もっと使いたいと思ったらGPT-4をぜひ検討してみてください。
万能プロンプトについて


続いて、万能プロンプトを紹介します。
万能プロンプトの内容
万能プロンプトは4つの要素でできています。
何を達成したいか:
[目標やタスクの目的をここに簡潔に書きましょう]
手順の説明:
手順1: [ここに簡単な行動や情報を書きましょう]
手順2: [ここに簡単な行動や情報を書きましょう]
(もし他に手順が必要なら、ここに追加しましょう)
回答の形式:
[リストや段落など、希望する回答の形式をここに書きましょう]
条件:
[回答に関する条件をここに書きましょう]



意外とシンプルね!



ChatGPTと一緒に私が考えました!シンプルだけど、効果は抜群です。
使用例
例えば、新しいレシピを探している場合、次のようにプロンプトを使用できます。
何を達成したいか:
新しいレシピを見つけて、美味しい食事を作る
手順の説明:
手順1: 主要な材料をリストアップする
手順2: 調理方法を説明する
回答の形式:
リストと段落
条件:
必要な食材と大人2人、子ども2人に必要な分量を書く
分かりやすい調理方法
このプロンプトを実際に使った回答がこちらです↓
レシピ: チキンアルフレドパスタ
主要な材料:
- 鶏胸肉: 500g
- フェットチーネパスタ: 400g
- 生クリーム: 400ml
- パルメザンチーズ: 100g
- ニンニク: 2片
- オリーブオイル: 大さじ2
- 塩: 少々
- 黒胡椒: 少々
- パセリ(飾り用): 少々
調理方法:
- 下ごしらえ: 鶏胸肉を一口大に切り、ニンニクはみじん切りにします。
- パスタの調理: 大きな鍋に水を沸かし、パスタをパッケージの指示に従って調理します。
- チキンの調理: 中火にしたフライパンにオリーブオイルを熱し、鶏肉を加えて両面が金色になるまで焼きます。次に、ニンニクを加えて香りが出るまで炒めます。
- ソースの作成: 生クリームとパルメザンチーズをフライパンに加え、よく混ぜながら中火で温めます。塩と黒胡椒で味を調えます。
- 組み立て: パスタをソースに加え、よく混ぜます。
- 盛り付け: パスタを皿に盛り付け、パセリを上に散らします。
注意: 子どもがいる場合は、辛さを調整してください。
このレシピは大人2人と子ども2人分です。美味しい食事をお楽しみください!



とってもわかりやすい!



条件のところに「和食で」や「主菜と副菜」などを加えると、もっと精度の高い回答がでてきます。
例えば「SNSマーケティングの活用方法についてのパワーポイント資料が作りたい」場合。
何を達成したいか: SNSマーケティングの活用方法についてプレゼン資料を作成する
手順の説明:
手順1: SNSマーケティングの主な種類、それぞれの特徴をまとめる
手順2: 具体的な事例を、それぞれのマーケティング手法に加える
手順3:パワーポイント資料の構成を作る
回答の形式: パワーポイント形式
条件:
SNSマーケティング手法を最低でも3つはリストアップ
具体例はそれぞれ2~3個、箇条書きでまとめる
これをChatGPTに投げて、出てきた回答がこちらです。






GPT3.5だと構成を立ててくれるところまでですが、GPT4ならこのままパワーポイント資料まで出力してくれます。


出力されたパワーポイント資料に、デフォルトのデザインを当てたものがこちら↓





社内資料ならこれで十分ですね!!すごい!



所要時間はプロンプトを入力してからデザインをつけるまでで、10分ぐらいでした(笑)
注意点


最後に、万能プロンプトを使うときの注意点をご紹介します。
- 専門用語は避け、簡潔かつ明確な言葉を使う。
- 目的と手順:タスクを明確に理解するために重要なので、人に指示するイメージで書く
- 回答の形式と条件:希望する回答のスタイルを指定するのに役立つのでできる限り細かく入れる
何回か使うと慣れてくるので、注意点を頭に入れながら実際に使ってみてくださいね。
ChatGPTの回答の精度を上げる「万能プロンプト」まとめ


この記事では、ChatGPTを最大限に活用するための「万能プロンプト」を紹介しました。
何を達成したいか:
[目標やタスクの目的をここに簡潔に書きましょう]
手順の説明:
手順1: [ここに簡単な行動や情報を書きましょう]
手順2: [ここに簡単な行動や情報を書きましょう]
(もし他に手順が必要なら、ここに追加しましょう)
回答の形式:
[リストや段落など、希望する回答の形式をここに書きましょう]
条件:
[回答に関する条件をここに書きましょう]
このプロンプトは目標やタスクを明確にし、より具体的かつ効果的な回答を返してもらうことができます。
万能プロンプトを使うときの注意点は3つです。
- 専門用語は避け、簡潔かつ明確な言葉を使う。
- 目的と手順:タスクを明確に理解するために重要なので、人に指示するイメージで書く
- 回答の形式と条件:希望する回答のスタイルを指定するのに役立つのでできる限り細かく入れる
ChatGPTへの指示が難しくてまだ使ったことがないという方は今回の記事を参考に、万能プロンプトを試してみてくださいね。
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